こんにちは
またまた起きてしまいました。 「 児童虐待 」
名古屋市港区で起こったようで、同じ名古屋市民としては流せない出来事です。
親の幼児性、核家族化で外から中が見えない環境、もろもろ
原因はいろいろ言われますが、
抑止力にはなるかもしれませんが、
残念ながら、どんな状況でも、 わが子を手に掛ける
といった、いわゆる 「とんでもない親」 というのは
なくなりはしませんね
一方で、問題とされるのは 児童相談所の対応。
今回も、何回か家庭訪問を重ねていたようですが
「問題なし」
とされていたようです。
世間では、その対応に問題があったのではないか。
とか
不備があったのではないか。
とか
これもいろいろありますが、
私は、きっと 「問題なし」
だったのだと思います。
しかし、その「問題なし」というのは
あくまで、児童相談所のマニュアルの中での問題がなかったのでは
ないかと思います。
かつて、ナチスドイツに アイヒマン という男がおりました。
ユダヤ人ホロコーストに大きくかかわったとされ
戦後、処刑されました。
裁判中の彼の主張は、
「命令に従っただけ」 と、無実を主張しました。
実際に彼は忠実に職務を全うし、仕事が終わり、家庭では
とてもよい父親だったみたいです。
結局は
「人間性に対する犯罪」 などなどで処刑されてしまいましたが
現在も、心理学の世界では
アイヒマンに対する研究がおこなわれているそうです。
日本には
惻隠の情 という言葉、考え方があります。
その言葉の意味・内容を考えてみれば
もう少し悲劇が少なくなるのではないでしょうか。
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